矯正治療は、「歯並び」や「噛み合わせ」を治すだけではなく、食べ物をよくかめるようにすること、良い発音ができるようにすることを目的としています。
歯並びや噛みあわせの異常を「不正咬合」といいます。不正咬合の要因は様々で、遺伝のほか、指しゃぶり、鼻の病気などによってもおこります。不正咬合は生命にかかわる病気ではありませんが、そのままですと見た目の悪さだけでなく、その種類や状態によって色々な問題がおきてきます。
子供の頃はあまり不自由を感じませんが、大人になって身体の抵抗力が衰えて来ると、長い間の無理がたたり歯や歯ぐきが急速にだめになったり、歯並びやかみ合わせが更に悪くなったりします。